ではなにが悪いのかというと、受託開発というビジネス構造が悪いのではと思うようになりました。

いわゆる金額が決まったなかで、ものを作るという構造になっていると、価値を作ることよりも完成させること、要求通りに作ることが大事になっちゃう。

SIビジネスの本質って、保険屋なんですね。

客がお金さえ出せば、あとはSIerが赤字になろうと最後まで責任を持ってくれる、この要件に対して5000万円と決めたら、あとはSIerが最後まで責任を持って開発してくれる、つまりは保険ビジネスがSIビジネスの本質になっているんじゃないかと。

そうすると、リスクを丸抱えする体力のある企業が有利になる。だとすれば、私が大きなSIerの経営者なら、いま起きていることですけれども、合併するとか企業を大きくする方向に動いちゃうだろうなと思っています。